【レビュー】Sophia – “Herbstwerk”

  1. Miserere
  2. Herbstwerk
  3. March of Strength
  4. Winterflame
  5. Inner Turmoil
  6. Copper Sun
  7. My Salvation
  8. Prost!

毎度このアーティストをネットで調べようとすると、日本の同名のバンドが出てくるので毎回イラっとするアーティストです(笑)
(いや、どっちのアーティストにも非は全くないんだけどさw)

音楽の説明をするのに他の音楽を持ち出すのは野暮な気がしますが、これを聴いて俺が思い出したのはスイスのメタルバンドのCeltic Frostの2ndアルバムTo Mega Therionです。
やたら大仰なオーケストラセクションとパーカッションが作り出す空気が近い。

3. March of Strengthとか6. Copper Sunなんか、頭の中でTom Warriorが弾いてそうなギターリフとか混ぜてみるとかなりそれっぽい。
あと、オーケストラパートの主役になってるのがホーンセクションってのがあの圧迫感というか、殺伐感を感じさせてくれるからかなぁ。
(そういや、Tom Warriorも後にApollyon Sunでインダストリアルやってたっけなぁ。あの路線も続けて欲しかった。)

ズドン!と耳の奥を急襲してくるハンマービートも殺す気を感じてしびれます。かと思いきや7. My Salvationとかで荘厳なクワイアが癒すように響くのですが、かといって希望や暖かさとは反対の方向の癒しなので、終末を静かにゆっくり迎える気分になれます。
あぁ、こうやって文明が作り上げた世界は崩落していくのだなぁ。
この手の音楽って、世界が壊れていくタイミングを描くのか、壊れた後を描くのかが分かれ道なのですが、この作品の場合は前者な気がします。ただ、もう人間の手に負えない段階で最期に至る過程を見せつけられる感じになる訳ですが。

Archive.orgにあったので、ダウンロードしてみると良いよ。
https://archive.org/details/Sophia-2001Herbstwerk

これは2001年の作品ですが2016年のアルバムUncleanも音がもっと洗練されてておすすめです。

まぁSophiaが好きな人はCeltic Frostを聴いて、
Celtic Frostが好きな人はSophia聴けばいいんじゃないですか?
ジャンルはそれぞれ違うけど、なんだか音の向こう側の景色が繋がってるような気がします。

そうだなぁ、Dawn of Meggidoなんかが凄い近い気がする。

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